第一に“THE王道”な結婚式というのは私たちの中にはイメージがなく、自分達らしいカジュアルでゲストとの距離の近いパーティーを行いたいというのがありました。
ドレスなども、典型的なふわふわなレースのドレスというイメージもなかったので(笑)、シンプルな中にもデザイン性あるドレスにしたいと思っていたので王道の式場は違うなと思っていました。

またちょうどパーティーを予定していた時期がコロナの状況が徐々に緩和されていく時期でした。それまでコロナ渦でなかなか友人とも会ったり飲んだりする機会が減っていた時期ということもあり、ゲスト同士も久々の再会の方たちもいたので、まずは自分たちがやりたいこと、というよりは、私達をそっちのけにしてでも(笑)、“ゲストの皆さんが楽しんでくれれば”ということを第一優先で考えていました。

そういったイメージを元に、THE UPPERを直接拝見した際に、ホテルなどの会場と違って、席の配置や会の進行などを自由にカスタマイズできるというところがすごく魅力に感じました。レストランウェディングという形で自分達らしい会を開けるのでは？と色々やりたいことのイメージの幅が当初想像していたものより広がっていきました。

王道なホテルの式場なども見に行ったのですが、「私達にはかしこまったフォーマルな場所は合わないな…」というのがあり、カジュアルでもゲストをもてなせるウェディングパーティーが出来るところを探していました。

そのときにTHE UPPERの雰囲気を見て「装飾しなくても会場がおしゃれ！ここでやりたい！」と私が一目惚れしてしまいました(笑)

あとテラスの雰囲気も良かったですね。
事前に写真では確認していたんですけど、実際はそれ以上でした。
写真より会場を実際見た方が良い！というのはなかなか無いからびっくりしました。

また、実は私は大学時代にTHE UPPERを運営している、トランジット系列のカフェで4年間バイトをしていたこともあり、「TRANSITが展開しているお店なら、雰囲気とご飯は間違いない！」という確信も自分にはありました。

実際に私達自身も友人の結婚式でこういったレストランウェディングのような会に参加したことがなかったので、最初はイメージが湧かなかったのですが、しっかりもてなしの要素もありつつ、飲み会のようなワイワイしたイメージの良いとこ取りをしたパーティーが出来るなと思いました。
特にゲストとの距離感の近さは、圧倒的にレストランウェディングの方が良かったと感じています。

来て頂いたゲストはホテルの式場に慣れている方が多かったのですが、新しい空気感で新郎新婦ともたくさん話が出来たと喜んでくれました。

実際に私もゲストもお酒が好きだったので、グラスを片手に席を回りながら、“最近どうよ？“なんて、普通の飲み会のような会話もしてました(笑)　

私自身、友人の結婚式に参加した経験から、式場やホテルだとこういった時間をなかなか持てないな、と思っていたので、進行の中でしっかりとする場所とゲストと触れ合える時間のバランスが良かったから出来たのだと思ってます。

打合せ自体はスムーズにやる事を明確にして頂いていたので、時間をうまく使い当日までスムーズに準備が出来ました。

当時はコロナ禍で人数制限で4名1卓にしなければならなく、席次を決める事に苦労しました。
テーブルの卓数が多くなった分テーブル単位で楽しんでもらおうとゲームなど色々なコンテンツを考えましたね。

いざ、クイズや動画とか作り始めたら欲が出ちゃって…。マスクケースの席札なども含めて自分達で色々作りました。

たくさん喧嘩もしたけど、今となっては喧嘩の理由も分かりません(笑)
ウェディングがもう明日？明後日？とせまっているのに、
喧嘩をして「水野さん(プランナーさん)に結婚式やめるっていうから！！！！」って愚痴を言ったのも思い出として残っています(笑)

2時間半だったのですが、凄く早く感じましたね。
テーブル数が多くなり、ゲストまでの距離が遠い部分も感じたので、プランナーさんと相談をして、進行に合わせてスペースを移動しながら行いました。

高砂の撮影の所は高砂で、ケーキカットはテラスで皆自由に少し写真タイムも設け、そして、一番後ろの席にはゲームのタイミングで移動したり。

夜だったのでテラスの雰囲気はすごく良かったです、美味しいご飯を食べるタイミングがなくて少し残念でした…。(笑)

めちゃくちゃ良かったです！最初はウェディングをやる事に積極的ではなかったですが、終わってみたら、また結婚式やりたい！！！　と思いました(笑)

もちろん親族などを考えるとホテルや式場の良さも分かっています。でもウェディングは自分達らしさでもてなす事が大事だなと思っていたので、自分達らしく表現するなら、今回みたいにカジュアルだけど、しっかりゲストをもてなせるレストランウェディングを選ぶと思います。

決まったテンプレートはなくプランナーさんと相談しながら「コレを持ち込みたい！」「こんな雰囲気をだしたい」という事を打合せしていきます。

自分達らしく自由にカスタマイズしてウェディングの幅が凄く広がると思います。
あとは、何と言ってもゲストとの距離感が近い事ですね。

「人と同じ事はしたくない！」「みんなで楽しみたい！」という人には特にお薦めだと思います。